kurutakunの日記

ミトコンドリア病闘病中と小さな山

冬の散歩道

3歩進んで、2歩下がる。

まさに、僕たちはその言葉通りだった。

検査は、問題はなかった。

胸のつっかえがおりたのは、まんざらでもない。

ただ。

ただ…。

彼女は、返事をしなくなった。

その頃から、僕たちの喧嘩が絶え間なく
起こるようになったね。

だってさ。

だって、僕はただ返事しないものだと
思ってたし。

誰しもそうだろ?


なあ…


けど。

違った。


彼女は、ホントに聞こえてなかった。


テレビの音さえ…。

でも、僕は時に苛立ちを隠せなかった。