kurutakunの日記

ミトコンドリア病闘病中と小さな山

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第2章

また、検査検査だった。随液検査。って聴いたことあるだろうか。相当な痛みがあるらしい。骨髄の中にある液。とでもいうのだろうか?蛯反みたいな態勢で、痛みが半端なくもがいてたたら春は、看護師さんたちに抑えつけられたね。涙がぽろぽろと、露のように…

第1部。

ここで、第1部終了致します。寒い日々が続き、神経に響いたりリアルのaccidentに心が右往左往してまする。スマホに替えてようやく一年経とうとしてます。液晶に傷が( ̄▽ ̄;)💧使いすぎかな?💦暫し、更新はゆっくりになります。

併発。

その日は、朝から雨が降っていた。春は、覚えているよな?あの雨は。君の涙だったのだろうか。珍しく、朝から藤本先生が病室を訪れた。血液検査、そのほかの検査により90%以上の確率で、糖尿病が併発しました。明日から治療食に替えるね。春の涙は、温かかっ…

検査の日々。

翌朝から、検査が始まったね。春は、ずっと強かったんだよね。知らなかったよ…。採血の血液がどす黒い…。って笑ってた。よく、わからないけど採血も看護師さんにより下手な人だと痣になるとか。そして、点滴もされた。成分ってなんだろうね?点滴してても、…

入院1W。

入院は、はじめてじゃないって言ってたものの、手続きや部屋に着くまで春は僕の後ろに身を隠した。いろいろ不安感が募ってたのか?僕は僕は、これから待ち受ける得体の知れないものが怖く感じる。春が、一人になると同じ病室の人が配膳やトイレの場所など教…

小春の思い。

ある晩のことだったかな。夕飯過ぎた頃、僕は春にふと呼び止められた。あのね、裕ちゃん…。私、正直自分の病気受け入れるのは怖いよ。ちょこんと座った春は、ずっとずっと小さく見えた。時間の流れに任せたらいいさ。なんて、格好いいことしか僕には言えなか…

神経内科。

内科なら、掛かったことはあるけど神経内科は初めてでなんかドキドキした。春も、落ち着かないようだ。待ち時間の間、またか?ってくらいトイレいく。と繰り返した。落ち着かないと、やたらトイレにいくのは春の癖だった。【こんにちは。神経内科医の藤本で…

僕の思い。

それから、春はあまり笑わなくなった。砂時計が、流れる時間を刻むような。そんな空気に包まれていた。ミトコンドリア脳筋症。初めて聞いた病名だった。難病…。テレビとかで取り上げられる病気なら少しは聞いたことあった。なんでも、大方3種に分類されているらし…

そして、告知。

ここからは、彼女…小春にとってかなりきつい話になると思う。あ、そうそう。僕は、普段彼女のことを【春】って呼んでたんだ。君は、僕のこと、【裕】とか【裕ちゃん】って呼んでたね。これから話すことに、少し僕からお願いがあるんだ。もし、このことに目を…

脳波検査。

君は、脳波からの聞こえの検査をすることになった。頭に電磁波を所々につけ、耳への伝達を調べるらしかった。これがまた、①時間近くかかり君からのメールには、へとへとだよ…。とあっあたなあ。仕事から帰り、君と顔を合わせたときにはげっそりしてた。脳の…

再検査。

これがよかった。とも言わないけど今度の耳鼻科の先生はいろいろ話は聞いてくれた。難聴には違いないけど、原因は不明らしかった。とまあ、ここまでは今までと同じ…。脳波からMRIから精密検査になったね。君は、うん。とも言わずただ頷いていた。 先生の声が…

検査。

強気なこと言っても君が落ち込んでいるのは、目に見えてわかったよ。けど…。どんな慰めの言葉も君には届かなかったね。ある時、市民病院の耳鼻科にかかり、またもや聴力検査するよう言われた君はなんとも大胆なことをしでかした。正直、笑ってしまうほどびっ…

そして、再び。

君は、少しほんの少し ずつ落ち着くように笑うことも増えたね。僕は、安心したようにほっとしてたなぁ。口に出して言わないけどさ。僕たちは、いろんなとこへ旅行にいったね。伊豆。はじめて見た金目鯛のじゃぶじゃぶに 二人して興奮してた。 富士急ハイラン…