kurutakunの日記

ミトコンドリア病闘病中と小さな山

心室内血栓。

心電図、レントゲン、初めて心エコーなるものも経験した。

検査だけれども、かなり体力の消費はあったんだよ。

先生がなにやら話し込んでる。

検査を行った医師の他にまた先生が増えた。

念のため…


緊急入院になってしまった。

会社に出たばかりの裕ちゃんは、呼び戻しくらい機嫌が悪いようにみえた。


まったく。
どこまで迷惑かけるんじゃい‼

半分真顔で、半分冗談めかして言う。

迷惑かけたくてかけたんじゃないけど
…でも、私のせいだ…な。

心の呟きが聞こえる。

ここは完全看護の病院らしい。

何だかんだ言いつつ着替えを持ってきてくれた裕ちゃんを見送りに行こう。としたら
看護師さんに怒られてしまった。

通常点滴と違い、電子で心拍数を計りながら、空気圧をはかる機械などなどつけられた。


夜中…


一瞬意識がぶっ飛んだ。


後から聞けば、呼び掛けたけど反応なかったとか。


結果。

慢性心不全

心室内に血栓が出来てたらしい。

もう少し遅かったら危なかったんだって。

抗凝固剤による治療薬がはじまった。

通常、ワーファリン、ワルファリンと呼ばれるみたいだ。

納豆、青汁は薬の効果を弱めるからと、禁止された。

あ、青汁は飲まないけどね

なんなんだよ‼

なんなんだよ‼

叫んで叫んで、ブラックホールのなかをぐるぐるしてる。

心の呟きは誰にも届かない‼

ミトコンドリアは、じわりじわりと進行していた。

悲しくも涙は渇れた。